2010年8月17日火曜日

ココロ痛む話

最近の出来事を一つ・・・。

先日、大阪の風俗嬢が大人の事情のため、子供二人を死なせてしまった(殺してしまったという方がいいのかも知れないが・・・。)

私の子供の名前と同じだったこともあり、ココロが痛烈に痛んだ。

亡くなった二人の姉弟は暑いワンルームの中で、脱出することもできず、飢え死んだ。


その時、お姉ちゃんは何を思ったのか・・・。

幼い弟のために出来る事、それはご飯を与えることでもなく、ガムテープで塞がれた生への扉を開いてあげることでもなく、唯一、寄り添って死んでいくこと・・・。

空しい・・・。


そういえば、昔、同じようなニュースが以前あったそうだ。


母親は室内に2人の子供を残し逃亡。

結果、下の子は死んでいたそうだが、上の子供は冷蔵庫のケチャップやマヨネーズをすすりながら1ヶ月生き延びたとのこと・・・。

1ヶ月ぶりに帰ってきた母親に対して、子供が言った一言・・・



「お母さん、遅いよ・・・」



子供は帰ってこない(見捨てた)母親に対しても、いつか帰ってくると信じて待っていた。


親は子供に、無条件に愛情を捧げると言われるが、子供の方が、親に絶対的な信頼を傾ける。

子供を持つ親にとって、改めて「大切なもの」を考えさせられた事件だった・・・。

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